イベント:2025年12月21日「山上徹也さんに温情ある判決を!集会&デモ」近鉄奈良駅前

奈良市の近鉄奈良駅前で「山上徹也さんに温情ある判決を!集会&デモ」を開催します。趣旨に賛同してくださるみなさんのご参加をお持ちしています。

日時:2025年12月21日(日)13:30〜15:00
場所:奈良市 近鉄奈良駅前「行基広場」 デモ行進は東向交差点から奈良地裁前を通って、奈良県庁西交差点で折り返し
※拡声器は使用しません ※広場使用届出済・道路使用許可申請済
主催:奈良少年刑務所を宝に思う会(担当:寮美千子)

奈良地裁前(2025年10月28日撮影)

内容:
13:30〜14:00 リレースピーチ①
14:00〜14:30 デモ行進(東向交差点〜奈良県庁西交差点の歩道を往復、約600m)
14:30〜15:00 リレースピーチ②
※リレースピーチ登壇者は未定です

趣旨:
 発生から3年以上を経てようやく公判がはじまった、安倍元首相銃撃事件の裁判。山上徹也被告が、被害者である安倍晋三元首相と親密な関係をもっていた旧統一教会(世界平和統一家庭連合)に家庭を破壊されていたという過酷な背景が開示されました。また、動機はいわゆる政治テロではなく、教団への復讐=自力救済であったという証言がありました。
 わたし(寮美千子)は、奈良少年刑務所での10年間の授業で「加害者になる前に被害者だった」青年たちと出会いました。かれらの多くは生育環境・社会環境によって犯罪に追い込まれていたのです。山上家が教団の毒牙にかからなければ、この銃撃事件は起きませんでした。
 その教団を利用してきた政治家たちがいます。そして、さまざまな告発がありながら、教団の悪行を糾弾しきれず、被害者に救いの手をさしのべてこなかったのがマスコミであり、わたしたち市民です。山上徹也さんの強い意志と実行力を、破滅的な行為に向かわせた背景は、なんだったのか。この裁判で問われているのは、わたしたちの社会だと感じています。
 殺人は殺人です。しかし、そこにいたった背景と、山上徹也さんの更生可能性を考慮した、温情ある、寛大な判決を求めます。