各部室棟の利用と現状

現在、部室使用を希望する団体に対して部室数がかなり足りない状態です。前ページにもあるように、老朽化も進んでいます。しかし、サークル活動を行ってゆくうえで部室は非常に重要です。これからよい方向へ進むために部室棟管理運営委員会を中心に、サークル連合全体の問題として考えてゆきましょう。

■A部室棟
D棟地下1・2階にあります。トレーニングルーム・ストーブ倉庫・学祭共同体室・サー連事務局があります。
■B部室棟
C棟とG棟の間にあります。プレハブ小屋のため、かなりの不便を強いられます。傷みの激しさが外観からもうかがえます。
■C・D部室棟
プール・テニスコートの前にあります。古いプレハブ小屋で、かなり危険な状態です。
■E部室棟
探検部やスタジオ研究会の部室のような、自分達で作った部室を“自力更生部室”と呼びます。自分たちの居場所を自分たちで物理的に作ってしまうのも選択肢の一つです。それ以外にも、部室を必要としない団体や、研究室などで活動している団体、部室が欲しいけれども持っていない団体をまとめて“E部室棟”に分類しています。
■F1/F2部室棟
グラウンド前に2つに分かれてあります。1977年に完成しました。和光大学の部室棟の中で最も利用者数が多く、様々なサークルBOXがあります。
■G部室棟
F1/F2部室棟の奥にあり、グラウンドに面しています。1994年に完成したばかりの最も新しい部室棟です。24時間使用できるトイレ・会議室・スタジオのある、便利な場所です。

各部室棟は、自己管理に基づいて運営されています。見渡してみればすぐわかるように、各サークルの私物や廃物が通路など公共のスペースに氾濫しています。特にF1/F2部室棟の廊下は狭いうえに汚れ方がひどく、危険な状態にあります。火災や地震、その他緊急事態が発生した時のことも考えておきたいものです。さらに「管理ができていない」と見られかねない状態を放置していると、大学当局の介入が起りやすくなります(⇒現に、G部室棟の清掃はアオイサービスに委託する形で学校側が行っています)。自分達の活動の場所ぐらいは自分達で管理しましょう。

各部室棟の部室状況を調査するため、’93秋期総会において「部室使用届け」についての提案がなされました。これは廃部/活動停止に伴う空き部室の有無と、部室使用の要望を把握するためのものです。全団体から部室使用届けが提出された段階で、空き部室があった場合、部室棟管理運営委員会の充分な調査の上“調整部室”とし、会議で報告します。
 しかし、部室棟管理運営委員会は何ら強制力を持たないので、使われていないだろう部室をかってに調整部室としたり、特定の団体に空き部屋を引き渡すことはしません。あくまでも、部室を使用しているか否かの確認をとってゆくだけなのです。
 「部室使用届け」は、’94年春に実験的にスタートしましたが、これからも継続して行ってゆきたいと思います。
 部室は全サークルの共有財産であり、活動の拠点となる重要な場所です。部室の状況をクリアにし、部室の使用に関する手続きをしっかりするためにも、年一回きちんと提出してゆきましょう。

部室に関する質問・意見等は部室棟管理運営委員会やサー連事務局までお気軽にお尋ねください。

1995/3

松永洋介 ysk@ceres.dti.ne.jp