旅行先/外出先で、自分の使えるインターネット環境があるところを考えてみる(とりあえず国内で)。すぐ思いつく選択肢は、図書館、インターネット・カフェ、ショールーム、といったところでしょうか。
公共図書館は全体にあんまり整備が進んでないみたいです(参考:文部省生涯学習審議会社会教育分科審議会計画部会図書館専門委員会報告「図書館の情報化の必要性とその推進方策について―地域の情報化推進拠点として―」1998年10月)。那覇周辺では、インターネット・コーナーのある図書館は見つかりませんでした。今のところ、職員が使うための環境が入ったばかりで、これから勉強しようという状態のようです。そういえば、ススんでる感じのする町田の中央図書館にもないなあ。設置しにくい理由はいろいろ考えられるけど、なんにせよ早いとこ導入が進んでほしい。
大学図書館は、施設によって利用方法が異なる(一定年齢未満の人や紹介状のない一見さんは入館できない場合もある)けど、とりあえずネット環境はそこそこ整っていると考えていいと思う。和光にすらあるもんな。ただ、公共図書館と違って大学図書館はどこにでもあるわけではないし、インターネット端末があっても、利用に制限があることも考えられる。
インターネット・カフェは、けっこう頼りになるかもしれない。あれば確実に使える。
ただし、ずいぶんお金がかかるのと、何よりも、どこにあるかがわかりにくいのがネック。電話帳でどう引いたら見つかるのか、未だによくわからない。
ショールームは、あればラッキー。遠慮なく使えるし、たいていは性能のよい新しい機械が置いてある。
しかし、ネットにつながっているにもかかわらず、URLの直接入力や検索ができないようにキーボードが使えなかったり、リンクが自己完結していて、内部のページしか閲覧できないようになっていたりする場合も多い(例:銀座ソニービル、池袋アムラックス等)。そういう場合は、パズルのようにリンクをたどって目的のページにたどりつかねばならない。あるいは一文字づつコピー・ペーストで拾ってきて文字列を生成するとか。閉鎖系からの脱出は、ブラウザ右上の「N」や「e」のアイコンが鍵かも。
これ以外に、博物館/科学館はどうかな。沖縄では探さなかったけど。科学博物館なら、公共図書館よりはネットにつながってる可能性は高いかもしれない。でも絶対数が少ないし、あっても郊外で交通アクセスがよくないかもしれない。
NTTは可能性高いかも。少なくとも町田のNTTには体験コーナーがある。町の中心部にあることも多いだろう。
外出先でのメールのチェックは、ニフティのインターウェイ・サービスを使っています。ウェブ経由でメールの閲覧も送信も、フォーラムも利用できて、なかなか使いよい。ちまちまとアップデートされてるのも好感が持てる(知らない機能が増えてたりもするけど)。
ブックマークの携帯方法は、やっぱりウェブに置いとくのがいちばんかなと思います。フロッピーは使えない状況も多いし、そもそも持ち歩きがめんどくさい。自分のサイトとか持ってない場合は、レンタル掲示板を借りて書き込んどくとか。あとはまあ、自分の好みのリンク集(リンク先を持ったサイト)のURLを覚えとく、ぐらいかなあ。
僕は、使ってていちばん楽なのは、やっぱり自分のサイトでした。それから東北大の黒木さんのリンク集かな。
前からぼちぼち作ってるけど掲載をためらってる「ページの文脈に依存しない個人的なリンク」、沖縄から帰ってきて以来、そろそろ載せようかな、と思いはじめました。