世界遺産・平城宮跡で始まった〈埋立て・舗装工事〉の即時中止を!
じっくり時間をかけて、国営公園としての整備方針の再検討を!
工事中止を求める署名、まだまだ募集中!
⇒署名用紙ダウンロードできます
2013年4月5日、合計3万5626筆となる舗装反対署名を近畿地方整備局に提出しました。
舗装工事は2014年3月以降に延期に! 舗装反対署名、第3次提出に向けて、どしどしお送りください!
【お知らせ】
ネット署名も始めました。紙の署名がまだの方、ぜひご参加を!⇒Change.org
2013年3月17日開催の講演会「平城京・宮にはどんな建物が建っていたのか、今どう整備したらよいのか」の記録
2012年12月7日、事務局長の松永が中日新聞に寄稿しました。
⇒「原発、ダム、平城宮 あきらめず政治動かそう」 ⇒テキスト版
国交省が埋立て工事を開始した、平城宮跡中心部の草原・湿原。東京ドーム1つ分の面積(2012年9月27日撮影)
国交省が発表した、平城宮跡中心部の埋立て・舗装工事イメージ図。発表直後の9月25日に突然着工された。
※10月3日に、国土交通省 近畿地方整備局 国営飛鳥歴史公園事務所 平城分室へ提出しました。
国土交通大臣殿
文化庁長官殿世界遺産「平城宮跡」で始まった埋立て・舗装工事に抗議する緊急声明
2012年9月25日、平城宮跡中心部の造成工事が、突然始まりました。国土交通省が、国営公園の「第一次朝堂院の広場整備」として行っています。記者発表は20日、新聞の第一報は24日、工事着工が25日と、国民に説明がないままの性急な着工でした。
千年以上にわたって遺物を守ってきた草原と湿地を埋め立て、土とセメントで舗装する計画で、その面積は45,000平米、東京ドーム1つ分にも及びます。
これにより、東西210m×南北260mの区域の動植物の全滅が明白であるばかりでなく、平城宮跡全体として一体化していた生態系が大きく乱されることは必至です。
最大の懸念は、地下水の枯渇による埋蔵文化財の破壊。地下水によって千三百年間守られてきた木簡などの遺物が、酸化・腐敗の危険にさらされます。
「公園整備」の名のもとに、人類の貴重な文化遺産を失うことになれば、世界からだけでなく、未来の人々からも、大きな非難を浴びるでしょう。
驚くべきことに、工事にあたり、国土交通省は、地下水脈への影響を検討していないことが判明しました。また、文化庁も、ユネスコ世界遺産委員会へ報告をしていません。このままでは、平城宮跡は、世界遺産から登録抹消される可能性もあります。
わたしたちは、この工事に強く抗議し、工事の即時中止を求めます。
また、国営公園として、自然と歴史の双方を活かした新しい時代の公園構想を、有識者のみならず、広く国民から募り、時間をかけて検討することを求めます。
平城宮跡は奈良の宝、日本の宝であるばかりでなく、世界人類の貴重な文化遺産です。わたしたちはその自覚を持って、平城宮跡を後世へと受け継がなければなりません。
工事は来年3月完成予定であり、一刻の猶予もありません。迅速な対応を求めます。2012年10月3日
発起人 小井修一(高速道路から世界遺産平城京を守る会 事務局長)
寮美千子(作家・奈良市在住)
平城宮跡の埋立て・舗装工事の、即時中止を求める署名を集めています。
送り先:
〒630-8315
奈良市中辻町1-1-103
ならまち通信社「平城宮跡を守る会」
どんな工事に反対しているのか、手早く説明するためのツールを作成しました。
この2枚の図で、工事の概要を一目で理解していただけると思います。ご活用ください。
(ラミネートでパウチしておくと、使っても濡れてもヨレず、発色もよくなります)
署名用紙常備。ここで署名ができます。 ※登録事業所募集中!
【奈良市】
【生駒市】
【橿原市】
【北海道ニセコ町】
【石川県金沢市】
【東京都中央区】
平城宮跡を守る会
代表:寮美千子(作家) 副代表:小井修一(高速道路から世界遺産平城京を守る会)
事務局団体:ならまち通信社(担当・松永洋介)
〒630-8315 奈良市中辻町1-1-103
070-5024-9428
info@narapress.jp
若草山から見た平城宮跡。市街地に隣接した緑地として大きな存在(2012年9月25日撮影)
「緊急声明」賛同者・80字コメント(到着順・2012年10月16日現在)
- 春木孝祐 (明日の葛城市を考える会世話人)
- 貴重な草原と湿地をなくすなどとんでもないことです。 現在、国土交通省が補助金を出して推進している 温暖化ガス吸収源対策公園整備事業と逆行するもので許せません。
- 谷川賢作(作曲家/東京都)
- 私は東京に住んでいますが、奈良は心のふるさとです。どうか平城宮跡地を傷つけないでください。
- 高取英(劇作家/月蝕歌劇団代表)
- 鈴虫だって抗議したいだろう。いにしえの都のあとをセメントで固めて喜ぶのは、誰か?教えて欲しい。
- 山川健一(作家/東北芸術工科大学教授/東京都)
- 露の新治(落語家/奈良市在住)
- 門崎允昭(農学・獣医学/北海道野生動物研究所所長)
- 北浦清人(Yokohama,DOG RESCUE代表/北浦定政子孫)
- 古瀬幸広(ジャーナリスト/インフォリーフ株式会社代表/東京都・吉野出身)
- 呼吸する土を人工物で覆うことの副作用は、私たちの想像を越えている。舗装は、世界遺産と市民を窒息させる暴挙だ。古代の息吹を感じる場を後世に遺す奈良であって欲しい。
- 山中千恵子(ギャラリー勇斎オーナー/奈良市)
- 谷規佐子(奈良倶楽部オーナー/奈良市)
- 大石正(環境生物学/前奈良佐保短期大学学長、奈良佐保短期大学客員教授、奈良女子大学名誉教授)
- 地下水脈への影響の検討がないとは全く言語道断ですね。地下に眠る種々の遺産がどうなるか大問題です。
- 新田恒夫(特定非営利活動法人スペース海理事長/千葉市)
- 奈良盆地にある歴史遺産は自然の中で長い時代を過ごし、保存されてきた。現代の利用者の利便性という近視眼的な視点による無謀な造成工事には強く反対し、抗議する。
- 石井辰彦(歌人/東京都)
- マエキタミヤコ(環境広告サステナ代表/東京都)
- 松永洋介(ならまち通信社代表/奈良市)
- 北夙川不可止(歌人・コラムニスト・羽衣国際大学講師/兵庫県)
- 後世に残すべきものは何か? 我々は人として、己の行いが如何なる意味を持つのか常に検証すべきでしょう。取り返しのつかない恥ずべき愚行は、直ちにやめるべきです。
- 小沼純一(音楽文化論/早稲田大学教授)
- ひとつの場所にはさまざまな記憶があります。平城宮跡は「跡」としての価値をそのままのかたちで残すべき場所にほかなりません。
- 山村さちほ(奈良県議会議員)
- 世界と市民の宝を守ろう。1300年の遺産を、わずか数十年の目先の利益のために、壊さないで。
- 浦島久(ジョイ・イングリッシュ・アカデミー学院長/帯広市)
- 樋口健一(編集者/横浜市)
- セメント舗装された平城宮跡から誰が1300年の風韻と時の声を感じ取れるだろう。国土の名を冠する役所は美しい国土と文化をリスペクトせよ。無意味な工事は即刻中止!!
- 高橋真理子(天文学/山梨県立科学館主任学芸主事)
- 奈良訪問の際には平城京跡の壮大な草原の中にいつも古の風を感じ、最も奈良らしい場所と思っていました。今回の計画に反対されている方々のご意見に賛同いたします。
- 中村てつじ(参議院議員)
- 国交省は「文化庁から許可をもらっています」と回答しています。しかし土系舗装(国交省によると土とセメントの混合材料)の影響も未知数なので慎重にすべきです。
- 高橋喜治(作曲家/神奈川県)
- 地球科学・地球システム学なる学問をご存じですか? 貴方がたの行為はそうした学問的認識から程遠い思慮を欠いた蛮行としか思えません。直ちに工事の中止を。
- 平野湟太郎(デザイナー/平野湟太郎デザイン研究所代表/吉野郡)
- 橘川幸夫(デジタルメディア研究所代表/東京都)
- 戦後日本が推進した国家をあげての土木工事は、道路の上に道路を作り全ての海岸を護岸。その予算の暴力が、今度は文化の領域に牙を剥きはじめた。
- 朴才瑛(エッセイスト/奈良県)
- 30年前、茫々の草の上で、犬も猫も子供も大人も、自由に愉しんでいた旧跡。何も無いから自由に想像したいにしえ。それをコンクリートで固めるなんて、暴挙です。
- 竹崎利信(俳優・ひとりがたり/「物語の扉」主催/兵庫県)
- 国土交通省は、世界遺産の認定を返上したくてしかたがないのだとしか考えられない。日本の歴史と文化を愛する一日本国民として、私はこの暴力的な計画に反対を表明します
- 塩見俊次(医師/奈良県医師会会長)
- 県民に十分周知することなく、平城宮跡の現状を大幅に変更し、破壊することは認められません。
- 佐治晴夫(理論物理学/鈴鹿短期大学学長)
- 山北圭子(書道サークル主幹/奈良市)
- 平城宮跡は地元住民にとって憩いの場。観光客もこの草原を眺めて歴史に思いを馳せます。舗装工事は自然と埋蔵文化財と、人々の心の破壊に他なりません。
- 森田友企子(政治と生活を考える会代表/奈良県田原本町)
- この工事が誰の為、何の目的の為なのかのそもそもの説明が県民、いえ国民に成されていないことに憤りを感じます。本当に必要なら堂々とその趣旨を説明するべき。
- 鯰江光二(イラストレーター/東京都)
- のどかな田園風景も含めての世界遺産。利便性、工事利益の追求が大きな損失を生むことに。国土交通省の方は、有識者、市民、ユネスコの意見に耳を傾け工事中止の決断を。
- 令丈ヒロ子(児童文学作家/成安造形大学講師)
- 酒寄進一(ドイツ文学/和光大学教授)
- 年培われてきた自然と文化を無視しているとしか思えません。人間の利便性だけを追求しているのだとしたら悲しいことです。後世に残すべきもっと大事なものがあるのでは。
- 狩野智宏(ガラス造形作家/東京都)
- 田畑であり野原であったからこそ守られた地下遺跡と豊かな生態系。湿地・草地の埋め立てと舗装工事を、即刻中止するべきである。
- 秋山真志(ノンフィクション作家/鎌倉市)
- これは国によるとんでもない暴挙である。自然破壊、文化破壊、こんな横暴を許したら、取り返しのつかない事態になる。断固阻止!
- 篠井英介(俳優)
- 匂い立つような美しい緑の草原!コンクリートにする意味がわかりませんね。本当にがっかりな展開です。 素晴らしい日本の風景と文化が残り引き継がれますように!!
- 一色真理(詩人/東京都)
- 日本はアニミズムの国。雑草の一本一本に神が宿り、言葉を語っています。その言葉に今こそ耳を傾けましょう。
- 5*SEASON (大八木恵子・画家/奈良市)
- 国が平城宮跡の整備塗装を密かに着工していたことについて、非常に残念で悔しく思っております。周知という点ではまったく納得しておりません。至急に対応を求めます。
- 林衛(科学ジャーナリスト/富山大学准教授)
- 1300年に及ぶ自然と人との相互作用の積み上げを,20世紀型の破壊技術で損ねてはならない。1000年先の未来への想像力をもったコミュニケーションをじっくりと。
- 大河戸悟道(僧侶/真宗高田派正太寺/愛知県)
- 日本において仏教文化が花開いたのは奈良の地です。そこにはまだ私たちの知り得ていない貴重な歴史の鍵が眠っています。どうか取り返しのつかないことはおやめください。
- 宮後浩(空間デザイナー/コラムデザインセンター代表取締役、コラムデザインスクール学長、日本パーステック協会理事長、大阪府インテリア設計士協会会長)
- 自然破壊により、どうしようも出来ない事が、今になってよく取りざたされている。これからの開発は、あとになってからどうしようもないと言う前に、十分な検討と対策を。
- 長野浩(ナガノカメラワーク店主/奈良市)
- 青々とした広いのっぱら、小さな自然いっぱいの広場、この貴重な草原を、人々に大極殿を仰ぎ見、畏怖させる場としたい人たちの作為を感じます。平城野原はずーとそのままに。
- 矢野宏(ジャーナリスト/新聞うずみ火代表)
- コンクリートで固めた大地からは何も生まれません。千年以上にわたって先人たちが守ってきた草原と湿地を殺さないでください。地下に眠る貴重な文化遺跡を守るためにも…。
- 浜垣誠司(医師/高木神経科医院院長/京都府)
- 奈良の歴史ある自然環境を圧殺するような、今回の工事に驚愕しています。私は京都在住ですが、これは土と緑の京都御所を、いきなりセメントで固めるような暴挙に思えます。
- 酒井孝江(奈良市議会議員)
- 奈良市議会の、9月25日の予算決算委員会総括質疑で、この件を取り上げました。地下水への影響や木簡の保存状態が心配です。人類の歴史の宝を壊さないでください。
- 岩脇恵子(医療法人監査役/石川県金沢市)
- 沢山の人が平城京跡を訪れる事は良いことですが、その足下の心配ばかりしているのは解せません。歴史学者や、地元の方々の意見を聞いた上での決定なのか不明瞭です。
- クロガネジンザ(イラストレーター/奈良の地域キャラ「まんとくん」原作者/埼玉県)
- 正海澄恵(宮澤賢治研究家/愛知県)
- 自然を破壊し埋蔵物を傷つけ、奈良の良さをぶち壊しにする舗装工事には反対。国民の財産を一部の判断でこっそり手を加えることは暴挙以外の何でもない。即刻中止を!
- ひこ・田中(児童文学評論/大阪府)
- 歴史の痕跡を保つのは、私たちが誰で、どこから来てどこへ行くかを考えるための拠り所だからです。それを消し去ることは、私たちの未来をぞんざいに扱うのと同義です。
- 中塚明(歴史学/奈良女子大学名誉教授)
- 原村政樹 (ドキュメンタリー映画監督/埼玉県川越市)
- 何で文化財に国交省が関わるのか、日本の文化行政の貧困を感じる。一度破壊されたら二度と元に戻らない文化財が損傷の危機にさらされる。
- 乃木りか(翻訳家/神奈川県)
- 平城宮跡は草原ごと文化遺産。草原を吹く風に奈良からの時の流れを感じます。日本の宝、世界の貴重な宝を壊さないでください。
- 増田隆(狛犬探索家/奈良市)
- 田部慶信(デザイナー/奈良市)
- 建石修志(画家/東京都)
- 未だにセメントによる舗装が整備であり、それがより良い保存となると考えていることに信じられない想いです。断固反対致します。
- 溝川悠介(大阪府立大学名誉教授/奈良県生駒市)
- 地下水や温度・湿度など奇跡の条件が整って、デリケートな木簡などの遺産が保存されてきたのではなかろうか。埋め立て舗装の影響の説明もせず突然の強行はあってはならない。
- 溝川信子(歯科医師/奈良県生駒市)
- 埋め立て舗装は寝耳に水の話で、住民や研究者、保存運動に携わってきた人の意見を十分に聞くべきです。突然の強行に絶対反対です。
- 中井政友(香芝平和委員会事務局長)
- 世界遺産にふさわしく人の手をできるだけつけず。歴史をどう保存するかを考えるのが基本的立場です。崩される危険のある遺産は、平城京そのものへの否定になりかねません。
- 前畑洋平(特定非営利活動法人J-heritage理事長)
- 草原と土も平城宮跡という遺産を形成する重要な景観であると考えます。後世に手渡すべき大切な遺産について、多くの声と時間を掛けて考えるべきです。
- 守本比呂美(自営業/静岡県)
- 地下に存在する遺産が認められて世界遺産になった平城宮跡を調査もせず、ユニセフへの報告もなしに工事にとりかかる事、信じられません。一刻も早く工事の中止を。
- 中村典子(作曲家/京都市立芸術大学准教授)
- 市民が守ってきた歴史的な場所であり、ユネスコの世界遺産に登録されているものを、守ってきた市民に相談無しに草地を覆い尽くすことは考えられません。まず対話の手続きを。
- 一色登希彦(漫画家/三重県)
- なによりまず、これが「世界遺産」に見合った工事なのかどうか。その精査を市民から 広く求めるべきと考えます。現状ではその周知が満足に為されているようには見えません。
- 高橋憲一(マルチメディアプロデューサー/会社役員/東京都)
- 工事の即刻中止を求めます。
- 北尾浩一(星の和名研究家/財団法人大阪科学振興協会中之島科学研究所)
- 自然との共生が守られた社会を伝える文化財を、この時代が壊したと後世に恥をさらしてはいけません。
- 小久保和雄(十月書林店主/奈良市)
- 神原将(文筆家/広島県)
- 歴史や文化を学ぶ時、書物だけでなく土地そのものから感じる事が大切。行政の方々には、予算を消化するためだけの街作りではなく、文化を継承し人を育む事業をお願いしたい。
- 吉信秀樹(大吉建設株式会社代表取締役/奈良市)
- 平城宮跡はいまのままであるところに奈良らしさを感じています。民意の確認のとれていない工事は反対です。
- 松尾忠(健生会友の会会長/奈良県大和高田市)
- 健生会友の会は「地域の歴史を学ぶ」連続講座を開催中。古代史を解き明かす上でかけがえの無い役割を果たす埋蔵文化財を大切にしてください。
- 寺前憲一(健生会友の会広陵支部支部長)
- 大切な歴史遺産なのに突然の舗装とは乱暴すぎます。専門家のみならず、市民の意見もよく訊いてください。
- 戸来祐子(クレヨンハウス編集部「クーヨン」副編集長)
- 市民が守ってきた土地を舗装してしまえば、大地が息の根を止められ、受け継いできた歴史が断絶してしまいます。美しい景色を、利便性と引き換えにしないでください。
- 柳井尚美(旅館松前女将/奈良市)
- わたくし共には年間4千人以上の海外の方、ご常連の方々がご利用になっていますが、この方々はどこに行っても同じになってしまった観光地には2度とおみえにはならないでしょう。
- 中島智加(ぷちまるカフェ経営/奈良市)
- 当時の様子を体験してもらいたいなら、平城京歴史館のシアターを見れば良い。もっと時間をかけて議論を。世界遺産から登録抹消されることにでもなれば世界に恥をさらします。
- 後藤宇企子(絵本・石けんの店宇吉堂経営/石川県金沢市)
- 自然は人工で工夫するよりもすばらしいサイクルで循環しています。手を加えることで取り返しのつかない破壊に。大切な文化財だからこそ元の自然に近い状態で守ってください。
- 三枝俊介(管理組合法人ニュー小金井マンション管理員/東京都)
- 工事の即時中止。計画の白紙撤回を求めます。
- 喜多寧(ミュージシャン/奈良市)
- 日本、そして世界における遺産であり、長年市民の心の拠り所となっている場所を汚すことに断固反対します。工事の即刻中止、より良い策を議論することを強く求めます。
- 柏井貴里子(岡本寺/奈良県明日香村)
- 松戸さち子(亜紀書房ZERO事業部編集長/東京都)
- 北野重一(元奈良県議会議員)
- 私が若い頃、いまは著名な近代史研究者が私に「平城宮跡は、建物を建てたりしないで、このままの姿が一番いいのだ」と。先人からまもってきた平城宮跡の破壊を許すな。
- 桑原佳世子(ゲストハウス桜舎経営/奈良市)
- 広場として整備することで、見学者にメリットがあるとは全く考えられません。生態系と遺構への悪影響を考えると、当該工事の必要性およびメリットはなく、税金の無駄遣い。
- 金原瑞人(翻訳家/法政大学教授)
- 平城宮跡はそのままに! 歴史ある、手つかずの広い野原という贅沢を後世まで残したい。
- 上出慎也(イラストレーター/石川県)
- 歩きやすさという機能面だけを優先し、環境や埋蔵文化財に対してあまりにも思慮に欠ける計画だと思います。なんでお役所はやらなくてもいい仕事を優先するケースが多いのか。
- 浅野詠子(ジャーナリスト)
- 千三百年の眠れる遺跡に野草、湿地がほどよく配合され、万葉歌がふと口をついて出てくる。そこが大事なように思います。
- 野川忍(明治大学教授)
- 拙速に過ぎる決定の為に将来に禍根を残すことを憂います。いったん立ち止まって、国民レベルでの十分な検討を踏まえた対応を改めて行うよう、切に要望いたします。
- 一二三さえ(主婦/石川県金沢市)
- 貴重な遺跡が取り返しのつかないことにならないよう、もっと丁寧に調査、研究を。今も息づいている文化財と市民の願いを生き埋めにしないで下さい。
- 甲斐俊也(グラフィックデザイナー/奈良県生駒市)
- あの場所にあの草地があるという美を無くしてはなりません。歴史的にも文化的にも環境的にも意味のある風景です。
- 勇崎哲史(写真家/沖縄県)
- 松本俊幸(寧楽会主宰/奈良県)
- 京谷裕彰(詩人/大阪市)
- 芝山真知子(歌手/奈良市)
- カモの赤ちゃん・ヒバリ・サギの仲間たち・日本タンポポやスミレの群生・黒メダカたち…皆殺しにされかけている!! 平城宮跡大極殿前の最大のビオトープの自然破壊です!
- 中村耕(日本臓器製薬株式会社生物活性科学研究所/兵庫県)
- 広場整備の名を借りて、省力化のために自然破壊、遺跡の破壊をしているとしか、思えません。舗装された広場を歩いて、平城京を思い浮かべられるだろうか。即刻中止すべき。
- 足立勝洋(インディペンデントコントラクター/奈良市在住)
- 新舗装工事中止は勿論、1300年祭の際に舗装した駐車場などの舗装の復旧を望みます。
- 橋本祐亮(写真家/奈良市)
- 過去1300年の歴史に敬意を表すとともに、環境と埋蔵文化財の保護のため、工事の即時中止を求めます。
- 阪口保(奈良県議会議員/奈良県生駒市)
- 工事を一時凍結。県民の意見を十分に聞く機会をつくり、自然を残し活用する広場整備の再提案を行うことを強く求めます。
- 逢坂泰清(歌手/東京都)
- 草も花も虫も鳥も生きている。その命を奪う行為。後になって「ああ、こんなことしなければ」「あの野原がよかったのに」と後悔することになると思います。工事の即刻中止を。
- 西本もりなお(奈良市会議員)
- 今回の舗装で地下水脈が変わり、世界遺産の遺跡が破壊されたら、日本人は1300年前の記憶を失うことになります。それは世界の笑いものです。絶対、止めさせましょう。
- 越水利江子(作家/京都府)
- 奈良は中世日本の拡がりを彷彿とさせる貴重な文化都市です。その平城宮跡をセメントで覆うのは暴挙です。出来うる限り時代を映し出す景色、貴重な文化遺産こそ守るべきです。
- 佐藤一磨(有限会社アドスタッフ専務取締役/岩手県奥州市)
- 今必要なことは、残せるものは未来へ残すことではないでしょうか? 壊してしまってからでは遅いのです。
- 安西俊樹(宿泊施設経営/奈良市)
- 良好な状態で遺構の埋蔵物を発掘するという姿勢が、優先される必要があると思います。その点が不明瞭な工事は、中止して欲しいです。
- 丹下一(俳優・演出家/横浜市)
- あの大きな大きな空間に、時を超えて人々の「いのち」を感じ ました。その「いのち」を冷たいセメントで封印しないで下さい。奈良にはもっと似合う素材や知恵があるはず
- 岸見一郎(心理学/元・奈良女子大学文学部非常勤講師/京都府亀岡市)
- 工事の即時中止、計画の白紙撤回に賛同します。
- 有賀忍(絵本・板絵画家/東京都)
- 整備の名の下での破壊だ。郷土の歴史は掛け替えの無い宝。その“面影”を大事にしていただきたい。遺産「平城宮跡」にもっと謙虚であれ。創造力の欠如による暴挙は認めない。
- 出口容子(演劇人・舞踏家・和太鼓奏者/福岡県)
- 大地が私たちを育んでくれていることを忘れてはならない。土地がコンクリで覆われて、地球が悲鳴をあげているのに気付いてほしいと思います。
- 中川英里華(司会業/奈良県生駒郡)
- 野村ヨシノリ(Gallery OUT of PLACE オーナー/奈良市)
- 国民に説明がないままの性急な着工に怒りを感じます。住民による充分な討論をへて決議がなされ、プロジェクトが施行されるべきです。強引な整備工事に反対します。
- 上田和光(行政書士/京都市右京区)
- 自然や文化財を守る土木行政であるべき。固めるだけの時代遅れから脱し、土木行政の未来の姿を示す気概をもって計画変更されることを期待します。
- 山下淳一(介護職/奈良市)
- 奈良市民の多くが望まない、世界遺産の地での土色舗装工事には断固反対、工事の即時中止を強く求めます。
- 山北徹(システムエンジニア・元松下電器産業/奈良市)
- この事業は日本のバーミヤン事件!宮址は地下の正倉院。木簡は水が命。世界が唖然としたバーミヤン磨崖仏破壊事件に匹敵。一旦破壊されたら1300年の時間はもどらない。
- 廣岡晃(タイ語講師・通訳者/奈良市)
- 工事の即時中止、原状回復、計画の白紙撤回、公開の場での構想検討を強く求めます。
- 井澤剛(サウンドデザイナー/NATURAL WAVE代表/奈良県生駒市)
- あの様な広大で緑の多い空間は、今の日本には必要だと思います。私が奈良に移り住むきっかけとなった平城宮跡を、今のままの形を残して、保存していって欲しいと思います。
- 杉山直樹(会社員/岡山県岡山市北区)
- 今有るものを正しい形で後世に繋いで行く事、安易な目先の事で後世にバトンを繋ぐ事ができなくなるのは大きな損失になる事に、気付いてもらいたいです。
- 堤野瑛一(日本吃音臨床研究会・大阪スタタリングプロジェクト運営委員/奈良市)
- 舗装は、何十世代もの命を繋いできたものを一瞬にして破壊する暴挙、冒涜。ここには何もないのではない。過去へ未来へと思いを馳せ、命の繋がりを感じさせる広大な緑がある。
- 奥野正美(奥野建築研究所/奈良市)
- 県民はまったく知らなかった事。再考すべきと考えます。
- 村松知(システムエンジニア/千葉県)
- 世界遺産に指定されたとはどういうことを意味しているのかを全く理解なさっていないのでしょうか。
- 西浦博史(農業/奈良県月ヶ瀬)
- 世界に誇れる大地を説明もなく、工事することに反対です。奈良のいいところを考えたら、残すべき物が何か解るはずです。もう一度、よく考えて下さい。
- 石原明美(主婦/埼玉県)
- 大切な歴史の宝を守り、予想できないヒートアイランド現象や地下水の枯渇を招く恐れがある工事は見直すべきです。
- 西直子(主婦/千葉県)
- 大切の国の宝、もう少し時間をかけて検討し、国民によく説明をし、国民が納得のいく形で残して行く事を望みます。
- 伊藤葉子(会社員/東京都)
- なぜ、あの湿地帯を潰すと言う発想ができるのか、お役人の考え方は全く理解できません。
- 大岩由紀(会社員/千葉県)
- 砂川美保子(主婦/兵庫在住)
- 世界遺産を舗装する重大な理由があると存じます。周知する機会を十分に設け、その間工事は中断して下さい。私は今回の工事に反対ですが実施理由も聞きたいです。
- 成吉和世(主婦/生駒郡平群町)
- 景山康幸(奈良ウェルネス倶楽部施設長/奈良市)
- 輪廻転生、私たちは土に還りまた芽吹く。その自然の摂理を伝えた都が奈良にありました。この摂理は利便性とは無縁です。
- 林田弥生(カラーセラピスト/奈良県北葛城郡)
- 世界遺産ということは奈良県民だけでなく世界の人々にとっての宝です。それを県民にすら是非を問わず着工することの意味を知りたい。工事の是非以前に信頼関係を。
- 石井綾乃(主婦/東京都)
- 1300年の歴史のある平城京跡をセメントで覆う必要はない。文化遺産と生態系を守る公園にするべき。奈良の文化遺産を誇りに思う日本人の一人として断固抗議する。
- 福岡ひとみ(グラフィックデザイナー/奈良市)
- 平城宮跡は、地元の住民にとって長い間、何もない平原と広い空がただ広がる中でマラソンをし、運動会や祭りをし、散歩をしてきた大切な土地です。どうか手を加えないで!
- 岡本三好(岡本建設代表/奈良市)
- 調整池も造成も含め、関連総工費3億円と聞きました。草刈り代の何年分でしょうか。草刈りを請け負う業者の仕事も減ります。長い目で見た雇用対策にも悪影響。
- 上野大吉(上野商店代表/奈良市)
- 竹本登(立花鉄工代表/奈良市)
- 舗装なんて、そんなもんいらんわ。そのままがええんやないか。
- 荻田昇(学校講師/奈良市)
- 日本中からボランティアを募れば、草刈りも世界遺産を自分たちの手で守るための一大行事となり、宿泊者も増えて新たな観光資源にも。セメントで固めるだけの発想は古い。
- 刀祢清孝(造園業/奈良市)
- 小川修(グラフィックデザイナー/石川県金沢市)
- 平城宮跡の遺物は草原だったからこそ1300年間守られてきたのでしょう。土セメント舗装をやめ、美しい花畑にする事をお薦めします。
- 三田恭子(美容師/美容室きゃんオーナー/奈良市)
- セメントで蓋をしたら土が呼吸できなくなってしまう。観光客を呼びたいなら、まず西大寺の駅から平城宮跡への道の整備を。行き方が分からないような道で人が来るはずがない。
- 田村通子(帽子デザイナー/奈良市)
- 車窓から見るあの草原が、土色の舗装広場になるなど考えられません。あの緑の野原にこそ、大極殿、朱雀門の朱色が映えるのだと思います。
- 高橋香織(郵便局員/奈良県生駒市)
- 地下に眠る遺跡は1300年間守られて今に至る大切な宝です。私達にはこれを未来へきちんと繋ぐ責任があります。未来の人に顔向けできなくなるような工事には反対です。
- 谷幸三(環境科学・奈良県ユースホステル協会常任理事/奈良市)
- 平城宮跡の草地は生産者で、昆虫や野鳥は消費者で、土壌にはバクテリアの分解者がいる。これが生態系である。セメントで固めると生態系が破壊されるのでやめてほしい。
- 田村元(画家/香川県)
- 平城宮跡は草原と湿地を含めて歴史的価値が大きいのですから、そこを無思慮にセメントで舗装するような歴史的遺産への冒涜と環境破壊は止めてほしいです。
- 堤野明生(言語聴覚士/奈良市)
- 何もないことが一番の贅沢であるこの場所で思いを馳せながら散歩したいと、わざわざこの土地に越してきました。大極殿建設の時も唖然。セメントで固めた平城宮跡なんて!
- 平岡泰博(映像カメラマン・ノンフィクションライター/奈良県生駒市)
- 奈良の仏に会いに行く。成務天皇陵、佐紀の家並を抜けると平城宮跡が目前に。風に吹かれ憩う一時はなにものにもかえがたい。古代が息づく美しい風景を守るのは現代人の使命。
- 中村一雄(洋画家、登録有形文化財「中村家住宅」当主/奈良市高畑町)
- 江村信一(アーチスト・日本パステルシャインアート協会代表/東京都)
- 虫や鳥が遊び、草が風に揺れ、花が咲く、無限の色彩に満ちた草原を、茶色一色の舗装にしてしまうことほど心貧しいことはありません。そのままの豊かさを守ってください。
- 宇多滋樹(古書喫茶・ちちろ経営)
- かつて奈良シルクロード博覧会での愚行を思い出す。平城宮跡は研究者のみの独占物であってはならず、多くの国民に開放されなければならないが、これでは行き過ぎでしょう。
- 田中千賀子(新日本婦人の会県本部会長/奈良市)
- 世界遺産・平城宮跡は奈良県民の誇りです。土セメント舗装など絶対反対です。自然と歴史を大切にしてください。
- 井上巌(奈良県革新懇事務局長)
- 谷央(登山者九条守る会長)
- 谷さゆり(奈良世界遺産市民ネットワーク事務局長)
- 石部正志(元五條文化博物館長)
- 熊田真幸(元和歌山大学教授・奈良市)
- 平城宮跡は世界遺産です。こんな無茶なことはさせてはなりません。
- 小林てるよ(奈良県議会議員)
- 1300年、県民が守ってきた平城宮跡です。後世に伝えるのは私たちの責任です。
- 北村たくや(奈良市議会議員)
- 松岡克彦(奈良市議会議員)
- 山口ひろし(奈良市議会議員)
- 山本直子(奈良市議会議員)
- 井上昌弘(奈良市議会議員)
- 浜田博生(奈良世界遺産市民ネットワーク代表)
- 伊藤えみ子(日本共産党奈良地区常任委員)
- 宮本次郎(奈良県議会議員)
- 国民と県民の財産を破壊する事業です。世界遺産を守るためにみなさんと連帯してがんばります。
- 今井光子(奈良県議会議員)
- 大田あつし(奈良県議会議員)
- 畠佐代子(環境科学)
- 増井俊之(慶應義塾大学教授/神奈川県)
- 世界遺産の一角にふさわしい平城宮跡は重要な遺跡かつ自然にあふれた市民の憩いの場です。陳腐な公園造成という蛮行の即刻中止及び再検討を求めます。
- 鶴岡茂樹(会社役員/千葉県)
- 鶴岡美代子(主婦/千葉県)
- 土岐小百合(アーティスト/東京都)
- 何でもコンクリートにしてしまえばいい、という浅はかな考え、悲しいですね。1300年の歴史、取り返しのつかないことにならないよう、再考を御願いします。
- 飯沢耕太郎(写真評論家/東京都)
- かしわぐま光代(愛知県議会議員)
- 一千年以上息づき守られてきた大地が生き埋めになる事に怒りを覚えます。何としても工事を止めなければ! これ以上日本の恥をさらさないように大きな声を出しましょう。
- 金子芳美(「水俣」を子どもたちに伝えるネットワーク/愛知県)
- 日本人は自国の歴史や民族学を深く学んでいない為に、大切な事を守らないで来ました。未来の為に、次世代の為に日本の大切な遺産を守りましょう。
- 大平貴之(プラネタリウムクリエーター・大平技研代表・東京大学特任教授/東京都)
- 田村義彦(大台ヶ原・大峰の自然を守る会代表/奈良市)
- 原生的な自然はもとより、人工的な自然といえども、愚かな人間が、何をしても許されるわけではありません。 舗装工事を即刻中止することが人間の叡智です。
- 村井幸子(舞台プロデューサー/石川県金沢市)
- 往時の平城京の広がりが甦る、という国交省の言い方自体に破綻がある。埋立て・舗装は、改で甦ることとは真逆。歴史に責任を持つために、もっと熟議の時間をかけるべきです。
- 浦辻孝(古都奈良を破壊から守り育てる会代表/奈良市)
- 平城宮跡の保存運動の先駆者の棚田嘉十郎、近鉄操車場・国道バイパス計画の破壊から守ってきた先人たちの努力を無にする国と県は、古都奈良を守る原点に立ち戻れ。
- 米田元信(新聞配達員/奈良県大和郡山市)
- やまもとあつし(展覧会デザイナー/奈良市)
- 植村悦雄(奈良県教誨師会会長/奈良市)
- いにしえの奈良の都の雰囲気を守ろう!
- 太田明夫(池田人権広場/島根県)
- 丸一孝文(脱原発奈良でも行動/奈良県生駒郡)
- 自然を守ろう! 埋蔵文化財を守ろう! 心のふるさとを守ろう!
- 井上雅由(環境マネジメントシステムコンサルタント/奈良市)
- 今の便利のために埋め立て壊さないでください。歴史が眠り、多くの命が生きる平城宮跡を市民や行政の努力で今まで守り続けてきました。世界遺産を将来へ引き継ぎましょう。
- 山口裕司(奈良市議会議員)
- 埋立て・舗装工事により貴重な文化遺産をなくしてしまったら大変。国も自治体もこの世界遺産を守り後世に伝えていくことにこそ力を入れるべきと思います。
- 羽月雅人(異文化コミュニケーター/NPOアート農園理事/神奈川県横浜市)
- この国の文化の原郷にまで手をつけるとは、この国の消滅をも意味する。
- 枝元なほみ(料理研究家/東京都)
- 震災の傷も癒えないときに、なぜこんな税金の無駄遣いを? 日本人の心にセメントを塗るような行為です。草原をまもってください!
- 石田しほ(緑の党奈良代表、児童福祉作家/奈良市)
- ユネスコの世界遺産委員会には通知もしないし必要ないとしている。1300年祭の駐車場の原型復旧の勧告が出ているのに放置している。悪意ある無駄な公共事業だ!
- サエキけんぞう(作詞家、ミュージシャン/千葉県)
- 国の第一級、完全なる筆頭の文化遺産に対する破壊、蹂躙、冒涜である。先祖代々、子々孫々にいたるまで、顔向けができない所業。世界史、世界文化レベルで、恥さらしな行為。
- YASUHIRO(Creative Thinker・フォトグラファー/東京都)
- 話し合いとその時間、何よりタイミングを考えてほしいです。だってね、あんな大きな震災と原発事故があったんだもん。可能な限り「日本の緑」を失くさないで下さいね。
- 吉井英勝(衆議院議員/奈良県選出)
- 史跡の管理の名のもとに歴史ある平城宮跡を傷つけることにつながるものであり、これに管理費を使うというのは愚の骨頂です。
- 沢田博(日本共産党奈良県委員会委員長)
- 工事の内容、すすめ方、これほどの乱暴はあるでしょうか。国も県も奈良市もこと世界遺産の保全にかかわる問題と受けとめるべきです。
- 小笠原好彦(滋賀大学名誉教授)
- 細江幸世(編集者/東京都)
- 私たちと同じように呼吸する大地をセメントで覆って、景観も自然も台無しにすることは世界遺産に対する冒涜です。広がる草原に浮かぶように建つ宮跡の美しさを壊さないで!
- いとうひろし(絵本作家/東京都)
- 今を生きるってことは、過去と未来をつなぐこと。それがわかってれば、何が大切かもおのずとわかるはず。こんなことしたら、前の人にも後の人にも申し訳がたたないよ。
- 野上暁(文筆家/日本ペンクラブ常務理事/千葉県)
- 自然破壊、環境破壊の埋め立て舗装など正気沙汰とは思えない。即刻中止すべきだ。
- さかいみ穂こ(とおく&らいぶcafe葉音オーナー/奈良市)
- 人が、こころ豊かに生きる為に何より大切なことは、「感性」を拓くこと。それを拓いてくれるのは、自然と文化の力。あふれる自然を埋め立てることは、全く理解できません。
- 上田龍(野球記者・野球史研究者/東京都)
- 考古学における発掘調査も復元もすべては人間の「想像」が出発点。愚かな工事は美しい風景、貴重な遺跡・文化財とともに、想像力の「出発点」を破壊する行為にほかならない。
- 与名正三(野鳥写真家/生駒市在住)
- ツバメのねぐらヨシ原が有り、旅鳥のシギ、チドリが羽を休める湿地、ヒバリやセッカの繁殖する草地 などが広がる平城京跡。後世に残すべきものは何なのか考えるべきだ。
- ハウレット・ピーター(NPO南北海道自然エネルギープロジェクト代表理事/北海道)
- 飯田邦幸(編集者/東京都)
- 国土交通省の突然の暴挙に心から憤りを覚えます。ただちに撤回するように。
- 湯川れい子(音楽評論・作詞/東京都)
- 貴重な世界遺産に認定されている遺跡である湿地帯を、いきなり舗装してしまう事にどんな意味とメリットがあるのでしょうか? 本来は国が文化遺産として、責任を持って管理すべきものではないのでしょうか? 一度埋め立ててしまったら、もう元には戻りません。考古学や地質学など、専門家による遺跡管理委員会はないのですか? 至急、専門家会議を開くことを、県と国にお願いします。
ならまち通信社作成 2012年10月5日開設