紙芝居『いくさの少年期 ぼくが子どものころ戦争があった』1画面目
完成した紙芝居『いくさの少年期』300部のうち100部を、上演してくださる組織や団体に寄贈します。数量限定、先着順です。ご希望の方は、以下の手順でお申し込みください。
電子メールで、以下の項目をおしらせください。折り返しご連絡します。紙芝居は無償ですが、着払いの送料(宅急便80サイズ・関西発送)をご負担ください。
①郵便番号 ②住所 ③組織または団体名 ④申込者氏名 ⑤電話
web@ryomichico.net
紙芝居が届いたら、上演の機会をつくり、電子メールで上演報告を送ってください。
各種SNSへの投稿も歓迎です。その際は、ハッシュタグ「#いくさの少年期」をつけてください。
紙芝居『いくさの少年期』を200部限定で直販します。直販価格…5000円(紙芝居4400円+送料710円−値引き110円)。振込手数料はご負担ください。
購入希望の方は、電子メールで、以下の項目をおしらせください。郵便振替用紙を同封して発送します。
①郵便番号 ②住所 ③申込者氏名 ④電話
web@ryomichico.net
奈良市在住の弁護士・田中幹夫さんが2015年に出版した自伝的小説『いくさの少年期』を紙芝居にしました。
田中さんは小学4年から中学1年のときに太平洋戦争を体験。その内容が、紙芝居ならではの表現にぴったりはまって、少年の目からみた「戦争」のリアルな空気がつたわってきます。
原作を紙芝居にしたのは、作家・寮美千子と、画家・真野正美。
2023年9月に試作版が完成。2024年7月に、印刷版300部が完成しました。
(『いくさの少年期 〜ぼくが子どものころ戦争があった〜』京阪奈情報教育出版、税込み4400円、ISBN978-4-87806-836-2)
B4判で33画面、標準的な上演時間は25分〜30分です。
これまでの上演は好評です。「むかし親から聞いた戦争体験はこうだった」「いまウクライナの子どもたちはどうしているのだろう?」など、上演後には観客のあいだにさまざまな会話が生まれて、戦争の本質についてあらためて考えるきっかけになっています。
田中さんは、ことし(2024年)91歳。自身の戦争体験を語れる最後の世代から、これからの日本をつくる世代への、たいせつな伝言です。
福井市中心部の呉服町で洋服店を営む家に暮らす幹夫少年は、春山国民学校に通う4年生。
1941年12月8日の朝、いっしょに通学する友達に「ラジオ聴いたか?」といわれます。太平洋戦争の開戦でした。
わずか2ヶ月ほどでシンガポール陥落の朗報が入り、幹夫少年は提灯行列で日の丸の旗手を務め、誇らしい気持ちでした。
学校の先生は「南方を植民地にしたら、日本は豊かになるぞ」といったのに、なぜか生活物資は配給制になり、金属供出まで。
おじさんや先生にも赤紙がきて、つぎつぎと戦場へ。防空演習、軍事教練、学徒動員と、戦時体制が急激につよまっていきます。
建物疎開で家が引き倒された日の深夜、福井市に連合国軍の空襲が……。
「紙芝居だけでなく、絵本でも!」の声にこたえて、ロクリン社さんの協力で絵本版を製作しました。紙芝居のすべての画面を収録し、テキストは絵本という形式にあわせて微調整してあります。こちらもぜひご活用ください。
田中幹夫/原作 寮美千子/文 真野正美/絵
ロクリン社/刊(2024年7月発売) AB版 総ルビ 税込2420円
⇒購入(楽天/ヨドバシ/アマゾン/7net/紀伊國屋/e-hon)
2023年9月から、印刷費用のカンパをお願いしていましたが、おもいがけない大口のご寄付もあり、目標額の65万円を大幅に超えて達成することができました! これにてカンパは締め切らせていただきます。みなさま、ご協力ありがとうございました!
達成額……203万5157円(2024年5月19日現在)
2024年5月16日、出版社(京阪奈情報教育出版)に、紙芝居の印刷データを入稿しました。印刷ができあがって、包装や発送方法などの検討がおわりしだい、無償配布(図書館や子どもの集まる施設対象・100部)と、有償頒布(紙芝居を上演してくださる方対象・200部)を開始する予定です。もろもろの経費を差し引いて残額があった場合は、無償配布の枠を増やすことも検討しています。完成まで、もうしばらくお待ちください!
また、紙芝居とは別に、絵本版の出版企画も進行中です。こちらも、できあがりしだいお知らせします。
【以下のカンパ募集は終了しました】(2024年5月19日追記)
このプロジェクトの目的は、紙芝居「いくさの少年期」を印刷・出版して日本全国に広めることです。
⇒カンパ募集チラシPDF
▶目標……65万円あつめて、300部つくりたい。
▶予定……いただいたカンパを元手に300部を製作し、うち100部は公共図書館と、子どもの集まる施設(詳細未定・検討中)に無償配布。200部は上演してくれる仲間を募り、希望者に頒布して広めていきたいと考えています。
▶試作版の特別頒布と貸し出し……カンパ募集のために「いくさの少年期」を上演してくださる方のために、試作版(B4用紙にプリンタ出力、つや消しのラミネートパウチ)の特別頒布および貸し出しを検討しています。詳細きまりしだい、ここでおしらせします。
直近の上演会のおしらせなどは、Facebookページをごらんください。
⇒「紙芝居「いくさの少年期」出版計画」(Facebook)
これまでの達成額……7万3500円(2023年9月28日現在)
カンパ受付口座……ならまち通信社(ナラマチツウシンシャ)
▶ゆうちょ銀行払込取扱票で
00930−3−144668
▶ゆうちょ銀行ATMから
記号00930 番号144668
▶ほかの銀行から
ゆうちょ銀行 〇九九(ゼロキュウキュウ)店 当座 0144668
※お振込の際、振込依頼人名の頭に「イクサ」または「193」と入力してください。
※ご寄付の金額に、一口いくらという単位は設けていません。
このカンパはいわゆるクラウドファンディングではなく、ご協力いただいた方に、物質的・金銭的返礼のご用意や、税控除はありません。
計画の進捗状況は、いまご覧のページで随時おしらせします。
どうぞよろしくお願いします。
紙芝居「いくさの少年期」出版計画 代表 寮美千子
2023年9月29日公開 2024年8月8日更新 ページ作成:松永洋介(電話070−5024−9428/メールinfo@narapress.jp/ツイッター@narapress)